昨日、Yunnan Shengmao Investment社はプノンペンのBoeung Salang 村で10億ドル(約1000億円)の商業施設の建設を開始した。
Boeung Salang 村はRussey Keo地区に位置しており、以前はプノンペン自治港(PPAP)によって借地契約が行われていた。
Yunnan Shengmao Investment株式会社の取締役であるChen Tai An氏は、 カンボジアの商業施設「Triumph Commercial Centre」は中国のシルクロード経済ベルト(BRI)に並んでおり、同プロジェクトが両国をより親密にすると述べた。
Chen取締役は「私達は国際商業・観光センターを建設中で、そこには約10万種類の商品を販売する約1万社の企業が存在する。シルクロード経済ベルト(BRI)を通して、世界中の国々と繋がるだろう」と話した。
また、プロジェクトの第1段階は来年末までに完了し、1年後には全て完了するだろうと述べた。
このプロジェクトは、4月にカンボディア開発評議会(CDC)からの承認を得ている。 CDCはTriumph Commercial Centreが1000以上の雇用機会の創出になると述べた。

PPAPのHei Bavy会長は、Boeung Salang 村の利用者は誰もいなかったため、手放すことを決定したと述べた。
以前はRussey Keo地区にある土地はコンテナの保管に使用されていたが、2013年以来、PPAPはすべてのコンテナ操作をKandal州のKien Svayのターミナルに移管したため、この土地は使用されなくなった。
Bavy会長は「建設を始める前にこのプロジェクトを調査するのに2年かかった。このプロジェクトは多くの雇用創出を通じて、地域住民や地元の労働者に多くの利益をもたらすであろう」と話した。
先月PPAPは、中国の主な不動産開発業者であるYuetai グループの子会社Chean Chhoeng Thai グループとTonle Sap川沿いの、9ヘクタールの土地を50年間の借地契約を交わしたようだ。
PPAPは、この契約に1650万ドル(約16億5000万円)を支払った。この契約がChroy Changvar橋(カンボジア・日本友好橋とも呼ばれる)から商業施設にあるナイトマーケットまでの地域発展をもたらすだろう。