シアヌークビル州当局が16日に発表した声明によると、プノンペンからシアヌークビルまでを結ぶ高速道路が2019年までに着工される。
着工を決定するにあたり、190キロにわたる高速道路の事前調査、中国企業との17億ドルのインフラ整備プロジェクトの同意がなされた。
プロジェクトは中国企業であるチャイナ・ロード・ブリッジ・コーポレーションと提携を結びおこなわれる。工事は2023年までに完了すると見込まれている。
当局は次のように続ける。
「国内の移動・旅行が容易になり、州と国家に経済的恩恵をもたらすだろう。国道4号線の交通事故件数減少にも結びつくはずだ」
「プノンペンからシアヌークビルまでわずか2時間半で移動可能になる。動物の横断を防ぐために柵を築く。また渋滞もなくなるだろう」
横幅24.5メートルのアスファルト道路には、バイク、車、歩行者用の道路が組み込まれる。
89の橋、4つの休憩所、3つのガソリンスタンドが設置され、速度制限は80〜120キロになるとされている。