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プノンペン南部にあるカンダル州タクマウ市で不動産市場が活発化するなか、台湾人投資家とカンボジア人投資家が相次いで新たな住宅建設プロジェクトを始動させている。
 

この住宅プロジェクトはデベロッパーから「独創性のある住居投資プロジェクト」として人気を集めている。

今回のプロジェクトで建設される住居を唯一売買するCentury 21社の創業者兼CEOであるKeam Seaklong氏によると、プロジェクトでは住宅26軒と中央ガーデンが建設され、プロジェクトは全体で3000ヘクタールの面積に及ぶという。

住宅の販売価格と総額は7万3000ドル(800万円)にのぼるとみられている。

同CEOは「今回のプロジェクトはこれまでにない独創性に富んだものだ。住宅のグラウンドフロアーは駐車場として、1stフロアーは庭として、その上の階が寝室などとなる。このコンセプトは台湾投資家が発案したもので、まだカンボジア国内ではみられないものだ」と語った。

複合施設は厳重なセキュリティ設備があり、テナントの安全は保障されている。

既に住宅10軒の購入が完了しており、購入者は全員カンボジア人だ。

Seaklong氏は「不動産市場はあらゆる面で活発化している。プノンペン南部、特にフン・セン通りでは不動産が大変盛り上がっており、今後現代的な商業施設が建設されるとみられている。幸いにもタクマウ市は該当地域からは外れている」と語った。

また、Town Real Estate社CEOであるVan Chanthorn氏によると、プノンペン南部における不動産市場は急速に発展しているという。これは主に多くの道路で改修工事が行われれいることが背景にある

同CEOは「タクマウ市はプノンペンに近接しているため、現在、急速に発展している。プノンペンでは広範囲で道路が浸水を起こしたが、プノンペンより南部では良好な土地が多く、これに投資家は目をつけている」と語った。

さらに同CEOは「また、プノンペン南部はプノンペン内や他のプノンペン周辺地域と比べて土地価格が急騰することが予測できる」と続けた。